院長ブログ
怖くないですよ
令和元年 8月29日(木)
私たちはレントゲン検査ができません。それじゃあどうするのかってなりますよね。
整形外科的徒手検査法や筋力テストといった手技による基本検査で対処しています。
どんな状態のときに痛みが強くなったり軽くなったりするのかを聞くだけでも、問題部分を特定する材料になります。
その状態を知ることによって「ここの部分が働いて、ここの部分が遊んでいるな」って視ているんです。
自己申告した状態から「こうした時に痛みに変化はありますか?」などとさらに原因部分を絞っていきます。
絞り込んだ部分に手を添えて痛みが軽減すればビンゴです。
本当は手を添えなくても痛みの軽減はできるのですが、それでは患者様が「???」となってしまうのであえて手を添えて判断しています。
ほとんどの痛みは、患部とは全然違った部分が原因です。
原因部分が消失すれば即効的に患部の痛みは消失します。だから私は必ず「まだ痛みが残っていますか?」とお聞きしています。
動く範囲も広がっていることを確認して楽になっていることを感じて終了します。
投稿者